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2019ACLラウンド16第2レグ広島(アウェー)戦 [ACL]

遺恨の残る試合になってしまった。

正直、これが逆の立場だったら数年レベルで怒りが収まらないジャッジだったろうが、鹿島は1点取って2戦合計2-0(アウェーゴール1)になった後から引き過ぎた。というか最初から引き過ぎだったが。

荒れる前に引き分けで終わらせないといけなかったし、相手に退場者が出た後に2-2に追いついたのなら尚更。

荒れる要素となったジャッジは土居が中林に倒された一発レッド、パトリックが関川と交錯して倒れた場面のノーファウル、柏のシュミレーションを取ってノーゴール(笛が鳴ったからボールを見送ったようには見えなかった)辺りと、佐々木のゴールになった場面での最初の町田のタックルが流されたことか。

一発レッドはリプレイで観ると土居がうまくファウルを貰ったなという感じだが、流れの中では完全に決定機阻止に見えるので取られてもおかしくない。

パトリックと関川の交錯した場面は肩でいってるので、あれくらいでは取らないという判断もわかる。ラストプレーでまたもや関川と競り合い、抱え込むようにして倒れ込んでこれはPKになったが、あれもファウルを貰いにきているプレーだし、結果、五分五分。

問題なのは柏のシュミレーションになったシーン。パスを出してから倒れたのか、ファウルを貰おうとしながらパスを出したのか・・。

いずれにせよ倒れ方がアピール色が強くて審判の心証が良くなかったのだろうか。当然、逆の立場だったら許さないレベルだということは付け加えておく。VARがあったらPKだったかもしれない。

あそこもゴールに押し込まれていたが、入ってから笛が鳴ったように見えたので(リプレイでも)、DF陣の対応としてはやられている。あの時点で2-3になっていたら広島の勢いからいって、逆転されていたかもしれない。

佐々木のゴールシーンでの最初の町田のはPAの外でファウル、イエローが妥当と思うが、主審はアドバンテージの仕草もしていなかったし、普通にノーファウルの判定だったのだろうか。

試合は負けたがアウェーゴールの差で勝ち上がり。内容もジャッジに助けられてのことで、広島側に祝福されるとは思えないな・・。

試合を振り返ると、開始2分でCBのチョンスンヒョンが怪我で交代とか、どんな練習をしているのか。怪我人が復帰するどころかどんどん増えて、やっぱり安西も故障者リスト入り。

緊急に小田ではなく関川を使った時には大岩もついに覚悟を見せたかと喜んだが、プレーを見ると今まで使わなかったのは納得のレベルで残念が過ぎる。パトリックを相手にするにはまだ荷が重かった。

左サイドバックに入った町田も同様、後半はばったりと足が止まっていて、2失点目のゴールにつながった場面、柏のシュミレーションになったシーン、いずれもついていけていない。1失点目も名古と二人で対応していて両者はがされてクロスを上げられている。

名古も攻撃を活かせる2列目に入れて貰い、先制点に絡んだがゲーム体力がなく、1失点目は柏に寄せ切れず、しかもそこで足をつって交代。サブの選手がこれではいつまで経っても下剋上はない。

犬飼も頑張ってはいたが1失点目は自身に跳ね返ってゴールになったし、ツキもない選手。あくまでも実力としては中堅、足を引っ張ることはないにせよ、周りを支えられるほどでもない。

レオシルバと三竿でなんとか支えていたが、変な失い方をするし、土居とセルジーニョも孤立してボールも収められないことが多かった。遠藤はそれでもうまく攻守に立ち回っていたが(謎のMOM)、名古が消えていたのでキツかった。

途中出場の白崎と小田は雰囲気に呑まれて何も出来なかった印象。土居は2ゴールを決めてくれてMyMVP。2点目はゴールからの角度のリプレイで観ると、サイドスピンがかかってアウトから綺麗に巻いてゴールに入ってきた。あの瞬間、勝った(引き分け以上)と思ったんだけどな。

怪我人多数でまともなスタメンを組めないなか、勝ち上がったことだけは素晴らしいこと。しかし、収まらないのは広島側だろうし、続けてリーグ戦で当たるのはかなり嫌な雰囲気。

リーグもリーグで負けられないし、負ければ「ジャッジのおかげで勝てただけ」と言われてしまう。今度は引き過ぎて疲れ果ててしまわないように、攻める気持ちを持ち、勝ってすっきりと3連戦を終わらせて欲しい。

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(以下、個人的まとめ)
【2019ACLラウンド16第2レグ 6/25(火)】(広島広域公園陸上競技場19:00KickOff広島/4,279人/晴)
【スコア】広島 3-2 鹿島 (前3-0 後1-1) (S 10-4)
【主審】アリ・サバ・アルカイシ(主審:イラク)、ヘイダー・アブドゥルハサン・ウバイディー、アミール・ダーウード・アルウィンダウィ
【得点】
(鹿)前33分 土居 1右
(広)後21分 柏↑パトリック H
(広)後27分 佐々木 左
(鹿)後35分 レオシルバ→土居 2左
(広)後45+6分 PKパトリック 右
【警告】
(鹿)三竿1(前27分)、名古1(前35分)
(広)荒木(後9分)、佐々木(後20分)、ドウグラス・ヴィエイラ(後35分)、柏(後37分)
【退場】
(広)中林(後29分)
【出場】
GK クォンスンテ
DF 永木c チョンスンヒョン→4関川 犬飼 町田
MF レオシルバ 三竿 名古→68白崎 c遠藤→88小田
FW セルジーニョ 土居
【サブ】曽ヶ端 小田 関川 白崎 金森 伊藤 小田
【監督】大岩剛
【MyMVP】土居(1)

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2019ACLラウンド16第1レグ広島(ホーム)戦 [ACL]

怪我人が復帰せず、セレッソ戦から登録外のレアンドロを遠藤に代えただけの布陣。

体力的にもつかどうかが心配だったが、広島の対策を練っていたのかしっかりと守れていた。非公開練習の成果があったのか、初めて相手に合わせた守り方が出来ていると感じた。前半は隙を見せず、危ない場面もほとんどなしと言ってもいい。

ただ、広島もミスが多かったし、2点目を恐れていたのか無闇に攻めてはこなかった。1-0というスコアもあって膠着した試合になったように思われる。

無失点1点差勝ちは順番から言って上から3番目のデキだが、アドバンテージは握れた。欲を言えばキリがないが、もうちょっとカウンターの精度が高ければ追加点は取れたはずだが・・。

堅く守って入った鹿島は、広島にポゼッションを握られながらもシュートを打たせず。クォンスンテのパントキックを前線でセルジーニョが落とし、拾った土居がセンターライン付近からドリブルでライン際まで抉ってクロス。DFに当たって浮いたボールをセルジーニョが頭で押し込んで先制点。

DFの後ろからの入り方もうまかったし、気持ちのこもったヘディングだった。セルジーニョはトップでボールも収まっていたし、ACLだと何故か輝く初号機仕様。MyMVP。

土居は先制点のアシストは良かったが、厳しく言えば見せ場はそこだけ。その前のシュートを打てそうな場面も切り返してブロックされたし、カウンターになってもフリーの選手を使えずまごまごして完結出来ない。土居はカウンターは本当に下手。

後半アディショナルタイム残り少しという場面で相手ゴール前、キープせずに攻めに行った姿勢はまだいい。得失点差もあるから。しかし、攻めるなら相手に当ててカウンターを受けるとか一番やってはいけないことをしてはいけない。

カウンターに関してはレオシルバや白崎にしても同様で、フリーの選手を使わずに自分で打って、しかもヘロヘロのシュートでキーパーへのサービスボール。もっとシンプルにフリーを使うとか決めないと、いつまでもあんな感じになるのでは。

レオシルバはミスも少なかったしいつもより慎重にプレー出来ていて、頼もしい存在だった。三竿もセレッソ戦のような不安定なところもなく、ガッチリ潰しに行けていた。永木は時々ミスがあって不安だが、疲れが出ているのだろうか。

ずっと酷使されている安西も途中交代で、やや左(?)足を引きずるような仕草を見せていて心配。大事なければいいが。

遠藤は久々の出場だったがらしさは出せていて、守備もしっかりやれていたし、裏を狙うパスや自身の裏抜け、シュートも枠に鋭く飛んだ。来週も任せていいだろう。

カウンターの精度が酷かったりだとか、相変わらずセットプレーとスローインに工夫がないとか不満はあるが、ホームアンドアウェーの第1レグホームという状況の中ではうまくやれた試合だと思う。

後半15分過ぎあたりから疲れからか集中力が切れたからか、変なボールの失い方を連発して危ない時間帯があったが、そこは修正点だろう。

ジャッジは鹿島側から言えばコーナーを2つくらい逆の判定をされたりファウルの判定もブレていたりと微妙な感じもするが、広島のオフサイド(シュートは枠を外れた)もギリオンサイドに見えたし、基本的にどっちと言うより単に下手だったという印象。

第1レグの1-0勝利でまずは先手を取った鹿島だが、次はアウェー。広島も手をこまねいてはいないだろうし、こっちがリードしている状況だともっとリスクを賭けて攻めてくる。

今回、守備をうまくやれたからと言って次もそのままということはないだろうし、相手の思惑のもうひとつ上を行く対策で勝ち進めて欲しい。

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(以下、個人的まとめ)
【2019ACLラウンド16第1レグ 6/18(火)】(カシマスタジアム19:00KickOff鹿島/13,179人/曇のち晴)
【スコア】鹿島 1-0 広島 (前1-0 後0-0) (S 8-10)
【主審】アシズ・アシモフ(主審:ウズベキスタン)、ルスラン・セラジディノフ、アリシェル・ウスマノフ
【得点】
(鹿)前24分 土居↑セルジーニョ 3H
【警告】
(鹿)なし
(広)稲垣(後37分、後41分)
【退場】
(広)稲垣(後41分)
【出場】
GK クォンスンテ
DF 永木c チョンスンヒョン 犬飼 安西→73町田
MF レオシルバ 三竿 白崎→90山口 c遠藤→81伊藤
FW セルジーニョ 土居
【サブ】曽ヶ端 平戸 町田 名古 金森 伊藤 山口
【監督】大岩剛
【MyMVP】セルジーニョ(2)

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2019ACL予選(6)山東魯能泰山(ホーム)戦 [ACL]

先制されて前半0-1で終わった時には「やっぱりか」と早くも諦めムードになったが、山本、伊藤の投入が功を奏し、3分で2点取って逆転。追いつかれることなく2-1で勝ち切り、無事に予選突破を決めた。

1位通過が確定していた山東はチャーター機プラス主力を出して鹿島を潰しに来ていたが、ピッチにいる助っ人外国人は同点になった時点でモチベーションがなくなっていた。それも味方したが、付き合って気持ちを切らさずにやれたことは良かった。町田も足をつるまで走れた。

スタメンは出場停止の安西以外はいつものレギュラーメンバー。CKであっさり失点した時には主力を出してこれでは・・と思っものだったが、なんとかなった。

しかし、引いて守る相手にブロックの外で回すだけという何の策もない「ボール回しの練習」は観ている側の気持ちも下がるし、得点も入らないので改善して欲しい。

アタックに行って失うならまだしも、パスを回しているうちに無駄に失うとか、我慢出来なくなったレオシルバがまったく可能性のないミスパスで失うとか。ミドルを打って崩すことも手なのだが、打つというより打たされるという枠外ミドルではテンポも上がらない。

転機は永木を下げて山本を投入してから。慣れない右サイドバックとはいえ、さすがは本職。叩き2戦目で攻撃もスムーズになり、中にボールが入るようになって得点気配も近づいてきた。

同点弾はCKから。レオシルバのキックは手前の壁を超えないのでやめて欲しいと思っていたのだが、山本がニアに鋭く入ってバックヘッドですらし、相手がクリア(ハンド?)にもたついたボールを交代で入っていた伊藤が反転しながらゴールに蹴り込んだ。

それまでまともに枠に飛ばないシュートばかりだったが、ストライカーらしい反応だった。ずっと調子を落としていた伊藤の久々のゴールで雰囲気も良くなった。

一転して攻めに出た山東の逆を突いて自陣からのロングカウンター。中央で受けたレオシルバがドリブルで運んでから、左に上がって来た伊藤にギリギリのところでパス。難しいボールだったが伊藤が右足アウトサイドで、滑り込んで来たキーパーの頭を抜くループで逆転。

この得点は決めた伊藤が凄かったと思う。オフサイドギリギリだったし、右にもフリーで選手が走っていたのにレオシルバは伊藤を選択した。利き足と逆になってセルジーニョともカブっていたのに、よく決めた。

レオシルバは前半終了間際にもカウンターのビッグチャンスでパスを出さずに相手を引き付けて、結局倒されてシュートにまで至らなかった。伊藤のアシストもオフサイドになりかけていたし、もうちょっとシンプルにやれないものだろうか。

相変わらず凡ミスでピンチを招くこともあるし、PAすぐ外の絶好のFKでも枠外に吹っ飛ばすし。前線まで上がって攻撃に絡む運動量や、結果的に2点に絡んだので「プロは結果」という言葉に従えばいい選手であることは間違いないのだろうが。

山本は復帰戦が慎重過ぎて大丈夫かと思っていたが、今回はギアを上げて来た。上下運動も良かったし、クロスの質も高かった。セットプレーでひと工夫出来るようになったのも大きい。何よりこれで永木が不遇な待遇から解放される。鳥栖戦ではひと休みして、ボランチで復帰して貰いたい。

中村はオフザボールがうまくないというか土居と比較するとチームへの貢献度が低い。クロスを左足から持ち替えて右足シュートなんかは技術は高いのだが、枠に飛ばない。あれが決まればスペシャルな選手なのだが。もっとドリブルでブチ抜いてくれないと戦力としては足りない。

土居はつなぎ役としては最高だが、シュートがまったく枠に飛ばなくなっている。相手から逃げるプレーも多くて、攻め込めない原因のひとつでもある。いてくれて助かる部分も大きいので、そのへんは良し悪しだが。

山東は捨てゲームにはしないが勝てば幸いくらいの感じだったのだろうか。チャーター機で3時間で到着とか恐ろしいな金の力。

ペッレは空中戦に競らずに倒れたり、ちょっと顔に当たるだけで痛がってファウルを主張したり気持ちのいい選手ではない。次はもっとぶっ飛ばすくらいの迫力でやってもいい。

その点、チョンスンヒョンはガッツリ行けていたが、審判との相性が悪くてたいていファウルになっていた。不運。

先制された場面はゴールラインを割ったか際どいところだったが、普通にゴールインと判定されていた。しっかり見えていたのだろうか。

とにかく、勝って予選を通過出来たことは2年前のリーグ戦とは違う。あっさり先制されたりとか、ボール回しの時間が多いことなど改善されない部分はあるにせよ、結果は出せたと思う。

緩めることなく、この流れをリーグ戦につなげていきたい。

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(以下、個人的まとめ)
【2019ACL予選(6) 5/22(水)】(カシマスタジアム19:00KickOff鹿島/8,836人/晴)
【スコア】鹿島 2-1 山東魯能泰山(中国) (前0-1 後2-0) (S 12-4)
【主審】ハミス・モハメド・アルクワリ(主審:カタール)、ユースフ・アレフ・アルシャマリ、ザヒー・スナイド・アルシャマリ
【得点】
(山)前11分 ジウ↑フェライニ H
(鹿)後23分 伊藤 3右
(鹿)後35分 レオシルバ→伊藤 4右
【警告】
(鹿)なし
(山)テー・ティエンユ1(前16分)
【出場】
GK クォンスンテ
DF c永木→55山本 チョンスンヒョン 犬飼 町田
MF レオシルバ 三竿c 白崎→85安部 中村→63伊藤
FW セルジーニョ 土居
【サブ】曽ヶ端 山本 関川 遠藤 安部 金森 伊藤
【監督】大岩剛
【MyMVP】伊藤(2)

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2019ACL予選(5)ジョホール・ダルル・タクジム(アウェー)戦 [ACL]

酷い試合だった。

こういう書き始めで書く試合記事が何試合めになるだろうか。

スタメンの選定、交代カードの切り方、どこでギアを上げてどう攻めるのか。まったく感じられないのはいつものことで、選手任せであることをこの頃は公言しているくらいなのだから、結局は運任せの勝敗になる。これもいつも書いているが。

「ACLを捨てにかかっている広島」と言っていたことはすいません。あっさりと1位通過を決めてしまったし、リーチをかけながら引き分けさえ取りに行けない監督とは大違い。2年前のリーグ戦終盤もこんな感じだった。チームが進歩していない。

攻撃では伊藤が第一に悪かった。マンオブザワースト。前半の遠藤からの絶好のパスをドフリーで外したのを始め、体が重くて一歩めが出てこない。その後も幾度となく決定機がありながら、全て決められず。開幕当時のキレ者だった面影は今や見る影もない。

しかし、こうなることはここ数試合の動きを見ていればわかることで、もっと動ける選手を選んで欲しかった。

レオシルバは悪い時の方で、パスも全然合わないし、決定機も決められなかった。相手の運動量が落ちた時間帯でも無双出来なかったし、一人の選手のコンディションで勝敗が決まるやり方にはずっと反対している。

安西は終始守備に追われて何も出来なかったし、あれなら町田を左サイドバックで張りつけて安西を前に使った方が余程マシだったと思える。

とはいえ町田も冴えないプレーが多く、すぐにバックパスで逃げるし、あわや失点に直結しそうなプレーもあった。ビルドアップに何ひとつ貢献出来ていないし、絶対に守ってやるという気迫を感じない。セットプレーでも高さで勝てていない。

そして犬飼。今季無失点試合が1回しかないのが納得出来るワンプレー。失点シーンは普通に対応すれば防げた。無理に取りに行ってかわされ、そのままシュートを打たれるとかどれだけ危機意識が低いのか。代わりがいないから仕方ないとはいえ、これだけ失点が減らないなら関川でもいいと思える。

平戸が三竿ほどの強度がないために中盤でボールを拾えなかったのも苦しい展開になった要因のひとつだが、全体的に運動量が足りていない。脚がつるほど走っている選手はいるのだろうか。

体力温存を考えた消極的なプレーばかりで、ポゼッションが最終的にどのくらいになった知らないが、およそ格上のチームの戦い方ではない。

安部は守備に追われると持ち味がまったく出ないし、伊藤が前でキープ出来ないから押し上げも出来ない。遠藤はすぐに下げるし、良かったのは伊藤に出したグラウンダーのクロスくらい。

交代も意味不明。土居のボランチはまったくプラスになっていなかったし、スンヒョンを入れて犬飼をサイドに出して永木をボランチに戻すとか、もっとやり方はなかったのだろうか。

金森は相変わらずキープすら出来ないし、元気があって得点の気配を感じさせたのは山口だけ。ゴール前にボールを持っていこうという意志が感じられた。あとの選手はとにかくボールを下げ過ぎ。

レオシルバのように見当違いのパスを出して攻撃を潰すのも腹立たしいが、下げてばかりなのはもっと腹立たしい。後ろでボールを回しても点は取れない。

ジャッジも向こう寄りで、ジョホールが倒れたらだいたいファウルになり、それをわかってコロコロ転がっていた。終盤のプレーでPKを取られなかったのは帳尻合わせだっただろうか。

思い返せば予選の今までの試合も運頼みのような試合ばかりだった。判定に助けられた試合もあったし、実力で圧倒して勝ったという試合があまり記憶にない。予選通過を決めて後は消化試合、なんて楽観的なことを言っていたのが、最終節に全力でやらないといけなくなってしまった。

伊藤の数々の決定機潰しと犬飼のチョンボで負けたと言えるが、起用したのは監督。ACLを敗退すれば今度こそ更迭になるのだろうか。

それが確定していないと、観るのも辛い試合がずっと続いている。

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(以下、個人的まとめ)
【2019ACL予選(5) 5/8(水)】(タン スリ ダドー ハジハッサン ユヌススタジアム21:45[現地20:45]KickOff鹿島/人/晴)
【スコア】ジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア) 1-0 鹿島 (前0-0 後1-0) (S 15-12)
【主審】サライ(主審:イラク)、アルサワディ、アルグブリ
【得点】
(慶)後24分 ナズミ→アハマド 右
【警告】
(鹿)安西2(後42分)
(ジ)バクリ(後42分)、ラシド(後45+3分)、カブレラ(後45+5分)
【出場】
GK クォンスンテ
DF 永木c 犬飼 町田 安西
MF レオシルバ 平戸→71土居 c遠藤→75金森 安部→83山口
FW セルジーニョ 伊藤
【サブ】曽ヶ端 チョンスンヒョン 中村 白崎 土居 金森 山口
【監督】大岩剛
【MyMVP】-

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2019ACL予選(4)慶南(ホーム)戦 [ACL]

惜しいと思えるシーンがほぼなかった無気力な試合。

唯一、白崎からのグラウンダーを遠藤がフリーで打ってスタンド直インの見慣れた光景のやつだけがチャンスと言えた。遠藤はもうシュートが枠を捉えることないんじゃない?と思う。

本職のCBが新人の関川しかいない状況で、三竿と組んでの関川初出場試合だったが、序盤の小田の不親切なバックパスの処理をもたついてピンチになりかけた以外、守備面では無難にやれていた。犬飼ではなく指示を出せる三竿と組めたことが逆に良かったかもしれない。

課題はフィードだろうが、それよりも問題だったのは中盤より前のメンツと小田。

正直、金輪際小田の右サイドバックは見たくない。対人で弱いし、足元に入ったボールにまごついてロストする場面が何回あったか。後半アディショナルタイムの、相手の足元ピタリの横パスには呆れ果てる。

攻撃で何回かシザースを入れて切り込んだドリブルは良かったが、クロスの精度はからきし。中に人を集めて右サイドフリーで小田に渡って・・というところからの楽しみが何ひとつない。

失点シーンはライブで観ている時はいいクロスを上げられたから仕方ないと思ったが、リプレーを観ると小田はボールを見送る構えで両手を広げており、邦本にまったく気づいていない。

体をつけていれば守れたかもしれない失点で、これ以外にも右サイドでポジション取りが曖昧で相手にボールを渡すシーンが多数あり。

まあ、失点シーンに限ってはクォンスンテには触って貰いたかったが。

不安定な小田に加えて、ボランチに入った名古も酷かった。パスがつながらないし、セカンドボールも拾えない。イージーミスが多くて攻撃にリズムが作れず、ずっと慶南ペースになった要因のひとつ。

ピッチも水をまき過ぎなんじゃない?

ホームの鹿島の方がミス続出で、パスが長くてつながらず。かといってロングボールを蹴っても跳ね返されるし、自らコンディションを悪くした感じがする。

遠藤もシュートをふかした以外は何も出来ず、キャプテンマークは必要ないのでは。

相手が引いてしまうとブロックの外でボールを回すしかないのが大岩鹿島で、いつになったら勝負のボールを出すんだと思っていたが、結局出せずじまい。何とか出たとしても金森に得点気配が皆無で、ターンオーバー要員としてしか見れない。

勝ち点を取りに行くとしたら名古を代えてレオシルバを入れて王様プレーをやって貰うしかないと思っていたが、使わなかったのは次の試合を見据えてのことだろうか。にしては伊藤を入れたり安西を使い潰したり、どういう方向性だったのかが見えない。

安部は仙台戦での踏み潰し事件から即復帰出来たのは助かるが、どこにいたのかわからないくらい存在感なし。

どうせ点は取れるだろ?みたいな緩い空気を感じていたが、出場機会を貰った選手たちの必死さが伝わらない残念な試合だった。光明は関川がいけそうというくらいか。

勝てば予選残り2試合をほぼ消化試合に出来た試合だったが、一転して混戦。残りも全力で戦わないといけなくなり、リーグ戦にも影響を及ぼす敗戦となった。

とにかくまずはチームを締められる内田か、喝を入れられる鈴木の復帰待ちかと。リーグ戦で巻き返せることを願っている。

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(以下、個人的まとめ)
【2019ACL予選(4) 4/24(水)】(カシマスタジアム19:00KickOff慶南/人/曇雨曇)
【スコア】鹿島 0-1 慶南(韓国) (前0-0 後0-1) (S 7-9)
【主審】アリ・サバ・アルカイシ(主審:イラク)、ヘイダー・アブドゥルハサン・アリ・ウバイディー、アミール・ダーウード・アルウィンダウィ
【得点】
(慶)後18分 ジョードン・マッチ↑邦本 1左
【警告】
(鹿)安西1(後7分)
(慶)ジョードン・マッチ2(前25分)、コ・ギョンミン1(前42分)
【出場】
GK クォンスンテ
DF 小田 関川 三竿 安西
MF 名古→79伊藤 永木c c遠藤→72山口 白崎→63安部
FW セルジーニョ 金森
【サブ】曽ヶ端 平戸 レオシルバ 土居 安部 伊藤 山口
【監督】大岩剛
【MyMVP】-

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2019ACL予選(3)慶南(アウェー)戦 [ACL]

どういう評価を下していいかよくわからない試合になったが、一人少ない状況からアディショナルタイムに2発で逆転勝ち、貴重な勝ち点3をもぎ取った。正直、勝てるとは思わなかった。試合後の順位表を作るスタッフも鹿島の負けを想定していたみたいだし。

先の戦いも見据えて中盤を思い切ってターンオーバーし、腹を括ったスタメンは良かった。しかし、起用された選手が期待に応えられない。

ピッチコンディションもあったろうがイージーミスが目立ち、どちらかと言えば守備的な相手に主導権を渡し、徐々にペースを握られていった。

平戸を使っていくことには賛成だがミスの方が目立つ。全体も見えていないし、ゲーム体力もないし後半は観ていられない有様だった。小田が復帰すればサイドバックは本職がやることになるだろうが、本来のポジションに戻った時にどれだけやれるかが問われるところ。

前半はそれでも0-0で終われたら問題なかったが、ラストプレーでクォンスンテが荒いプレーを繰り返すイグァンジンに左足を全体重で踏みつけられて負傷退場。相当痛がっていたし、下手したら骨折しているかもしれない。こんな試合でクォンスンテまで離脱とか・・。

観た感じとても短期間で復帰出来るように見えず、先が不安になる。故意ではないという判断だったのだろうが、イグァンジンはずっと荒いプレーだったしカードは出して欲しかった。反対に犬飼にはさくっと2枚で退場。相変わらず状況を把握出来ていないというか、落ち着きが足りない。

1失点目は8割方、名古の責任。鹿島のCKからの流れだったが、跳ね返されたボールを中央からグラウンダーで真ん中を通そうとしてカットされカウンター。あの混み合った状況でリスクの高い選択をすることがまず失策。

そして、カウンターを受けた場面はカードを貰ってでも潰さないといけないのにズルズルとラインを下げ、あろうことか邦本の左足を切らずに距離も詰めずにクロスを上げられて失点につながった。中で完璧なダイビングヘッドを決める犬飼もアレだが、ボランチとは思えない守備意識の緩さだった。

2失点目は曽ヶ端のビッグセーブ直後のCKから、代わって入ったばかりの小田がジョーダンのマークを外してボレーを叩き込まれたもの。完全に小田の責任。

0-2になり、頑張っても同点が精一杯と諦めたが、そこから粘って逆転。鹿島がギアを上げたというよりは相手が気を抜いたようにも見えたし、3点目は小田のところがオフサイドに見えたが・・。

まったく形を作れなかった攻撃だったが、安西が左サイドから入れたクロスがオウンゴールを誘って1点を返すと、なんとなく流れが向いて同点の気配も見えてきた。

スタメンの金森はホントに点が入る気がしなかったし、カウンターからの逆カウンターでゴール前、絶好のロングパスが来たのに収められずシュートさえ打てなかったり、足元ピタリのパスにも反応出来なかったり。伊藤だったらと思うことが幾度もあった。

そんな金森が同点弾。またも安西の左サイドからのクロスを、同じくここまでミスばかりだった安部が右サイドで折り返し、中央で金森がボレー。これもかなりオフサイドラインギリギリだった。

クォンスンテの負傷、犬飼の退場とミスばかりの試合内容、ターンオーバーを行えたことを思えば勝ち点1でも上出来と思った直後に決定的ピンチを迎え、ヒヤリとした後に今度は鹿島の逆転弾。

立て続けの左サイドから(山口?安西?)のクロスを逆サイドで小田がヘッドで折り返し、受けたセルジーニョが若干トラップをミスりながらも右足一閃、ニアを抜いた。さすがACL仕様の初号機セルジーニョ。

ほとんどの選手がピッチコンディションに苦しむなか、安定したボール捌きをしていた。解説の城は良くないデキと言っていたが、個人的には周りのフォローがないだけに見えた。遠藤が下がってから逆転することだったり、組み合わせもある気がする。安部もロストが多かったし、ボランチからのパスも不親切だった。

先を思えばクォンスンテの(恐らく)離脱、両CBの出場停止、形の見えない攻撃、数々の不安はあれども勝ったことでプラスにつなげたい。リーグ戦も連勝出来れば大きな推進力になるのだが、次の試合は重要な一戦になるだろう。温存した選手たちの気持ちを見せて貰いたい。

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(以下、個人的まとめ)
【2019ACL予選(3) 4/9(火)】(昌原サッカーセンター 現地18:30[日本時間18:30]KickOff鹿島/人/雨)
【スコア】慶南(韓国) 2-3 鹿島 (前0-0 後2-3) (S 8-11)
【主審】アフムド・アルカフ(主審:オマーン)、アブバカル・アルアムリ、ラシド・アルガイディ
【得点】
(慶)後05分 オウンゴール(犬飼H)
(慶)後26分 CK邦本↑ジョードン 1右
(鹿)後30分 安西↑オウンゴール(ソンジュフンH)
(鹿)後45+1分 安部→金森 1右
(鹿)後45+3分 小田→セルジーニョ 1右 
【警告】
(鹿)犬飼(前40分、後39分)、町田2(後35分)
(慶)チェジェス1(後5分)、ジョードン1(後17分)
【退場】
(鹿)犬飼(後39分)
【出場】
GK クォンスンテ→45+5曽ヶ端
DF 平戸→75山口 犬飼c 町田 安西
MF 名古 三竿c c遠藤→71小田 安部
FW セルジーニョ 金森
【サブ】曽ヶ端 小田 関川 レオシルバ 白崎 永木 山口
【監督】大岩剛
【MyMVP】セルジーニョ(1)

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2019ACL予選(2)山東魯能泰山(アウェー)戦 [ACL]

幸先良く2点取った時は久々に完勝かと思ったが、楽観が過ぎた。

三竿のハンドでPKを与えて失点してからはほとんど防戦一方。終盤にいくつかチャンスは作ったものの決め切れず。勝ち点1を取れたことは最低限良かったと思いたいが、勝てる試合でもあった。

伊藤のゴールはどちらも素晴らしかった。1点目は一度は相手と接触して倒されかけたがプレーを切らさず前に進み、レオシルバのスルーパスを一発で決めた。

2点目は平戸の縦パスに、DFラインを横に動いてから縦に抜け出すお手本のような受け方から、キーパーの脇を浮かせてのゴール。この2点で勝ちたかった。

スタメンのチャンスを貰った山口は迷いがあるのか受けてからが遅い。サブで出た時の方ががむしゃらにやれていたように思う。左サイドではもっと縦に深く抉って欲しい。すぐにスピードダウンして味方を待っているようでは怖さがない。守備も弱いし、1失点目の戻りも一歩遅れていた。

復帰した三竿も酷かった。ポジション取りもそうだが、パスミスも多く、ロストも多い。とんでもないパスミスも含め、ラストの失い方は敗戦に直結してもおかしくなかった。PKも問答無用でハンド。実戦から遠のいているのが原因だろうが、しばらくは時間限定の方がいいかもしれない。

チョンスンヒョンと犬飼のコンビは昨年よりレベルダウンしている。チョンスンヒョンがあまりにも喰いつき過ぎて中央に人が足りない。ボランチかサイドバックがカバーリングすればいいのだが、レオシルバはそこに力を割かずサボりがちだし、サイドバックは二人とも不慣れでは厳しい。

犬飼は最後のプレーは良く戻ったが、2失点目のところも競り負けて後ろをガラ空きにしているし、何回か見送って後ろの相手選手に渡りそうな場面もあった。早いうちに関川を育てないと痛い目に遭いそう。

レオシルバは先制のアシストは良かったし、いくつかいい形で攻撃に絡めていたが、セルジーニョから足元にピタリと入った場面では、山口へのパスではなく反転からのシュートでゴールが欲しかった。得点気配はあるが何か足りない印象。

なんというかキレ? ここに入れば得点につながる、という期待感がない。セルジーニョのように堅実にプレーしてくれれば味方も動きやすいのだが、手数をかけ過ぎているように思える。

遠藤は流れの中ではバランスは取れていたが、プレースキック、センタリングが手前の壁に当たりまくっていてキック力が衰えているように見える。ゲームの流れが悪くバタバタしている時間帯でもチーム全体を立て直せず、キャプテンマークを巻いている意味を感じない。

安部もあの時間帯から入ったならドリブルで無双して欲しいのだが、引っかかることの方が多くて、まだまだスランプの真っ只中という感じ。

途中交代では土居がバランス良くやれていたが、使う気ならもう少し早く投入した方が良かったのではないだろうか。平戸は今のところ良くやれている方だと思う。

守備の形だけは整っていたいくつかの試合から、また振り出しに戻ってバタバタ。攻撃も伊藤しか得点出来る感じがしないし、いつまで経ってもこんな感じなのかなというのが感想。

あとはスローインからのリスタートを改善して貰いたい。チャンスどころかむしろピンチになる場面もあるくらいだから。

収穫としては永木と、安西を少しだけ休ませられたこととアウェーで勝ち点1を取れたこと。悪くはなかった、というところだろうか。

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(以下、個人的まとめ)
【2019ACL予選(2) 3/12(火)】(済南奥林匹克体育中心 現地15:30[日本時間16:30]KickOff鹿島/12,185人/晴)
【スコア】山東魯能泰山(中国) 2-2 鹿島 (前2-2 後0-0) (S 10-11)
【主審】ムード・ボニーアディファード(主審:イラン)、モハマド・レザ・アボルファズリ、サイド・アリネザアディアン
【得点】
(鹿)前10分 レオシルバ→伊藤 1右
(鹿)前14分 平戸→伊藤 2右
(山)前20分 PKペッレ 3右 
(山)前41分 ペッレ 4左
【警告】
(鹿)町田1(後44分)
(山)ペッレ1(前24分)
【出場】
GK クォンスンテ
DF 平戸→86土居 チョンスンヒョン 犬飼 町田
MF レオシルバc 三竿 c遠藤→79安西 山口→61安部
FW セルジーニョ 伊藤
【サブ】曽ヶ端 内田 安西 関川 永木 土居 安部
【監督】大岩剛
【MyMVP】伊藤(1)

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2019ACL予選(1)ジョホール・ダルル・タクジム(ホーム)戦 [ACL]

少しだけターンオーバーして、内容はともかく結果的にはギリギリの勝利。見極めは絶妙だったということだろうか。

ベストは大幅に選手を入れ替えたうえで勝つことだったが、(今のところ)怪我人を出さずにそこそこ休ませられて勝ったのだから上出来とも言える。

試合の入りは普段サブの選手を積極的に使ったせいかイージーミスが多く、なかなか鹿島のペースにならないながらも押し込めていた。いくつかいい形を作った後、山口のシュートのこぼれを拾ったセルジーニョが倒されてPKを獲得。

キッカーはセルジーニョで、これで落ち着いて戦えるかと思ったところ、左に蹴ったシュートを完全に読まれてブロックされた。外すイメージはあまりない選手だが、左にずっと蹴っている気もしていたのでそのあたり分析されていたのだろうか。

逆に相手に勢いが生まれ、鹿島も下を向いてはいなかったが互角の展開に。

救ったのは平戸。セットプレーの流れでクリアされたボールをラインの外に出さず、触ったらゴール、触らなかったら枠に飛ぶ絶好のクロスを上げ、町田は届かなかったもののキーパーも反応出来ずにそのままゴール。嫌な空気を振り払う一発だった。

プレースキックも可能性のあるボールを蹴っていて、今なら遠藤やレオシルバより全然良かった。しかし後半はゲームから消えがちで、前目のポジションになってからは振るわず、つなぎのミスも多かったのでそのあたりが今後の課題。

MyMVPはチームを裏から支えた永木。次いで運動量もあった安西。平戸はその次くらい。

セルジーニョは勝ち点3を取れた2点目を決めたので1番でもいいが、PK失敗が痛かったので今回はこのへん。カウンターで左に並走していた金森がフリーだったのに出さなかったのは、セルジーニョが悪いというよりは金森の信用度が足りないからだと思う。鈴木だったら出していたはず。

金森は序盤、裏に抜け出す動きとか、前線で相手を追う動きとか最低限の仕事は出来ているが、いくつかあった決定機を決められず。安西からと平戸からのパスは、ストライカーならどっちか決めないといけない。

山口はスタメンで使われない理由がわかるパスミスの多さだった。後ろに下げるボールの出しどころやタイミングが悪く、何回かカウンターになりかけた。強豪相手だったらあれは致命的。シュートはいいものを持っているのだが狙いが単調で、もうちょっと何か変化も欲しい。

終盤にロングボールから左サイドを駆け上がってPA内まで持っていったシーンがあったが、ラストのところで相手DFを嫌がって切り返してスピードを落とした。時間的にも厳しかったが、もう一歩前に出てシュートで終わるか、後ろから倒されてPKを奪えるようにならないといけない。

永木は潰しどころも良かったし、パスも正確だった。レオシルバの大味なプレースタイルより断然好みなのだが、序列は変わらないのだろうか。

名古は積極性もあり、運動量もあって昨年よりも良くなっているように見えた。まだミスもあるが、使い続ければもっと良くなるはず。均等に機会を与えて欲しい。

遠藤はボールも足についていたしタメも作れて良かったとは思うが、結局90分出れずにいつも通りに下がってしまった。だったら最初からキャプテンマークは永木でいいのでは。

犬飼は仕上がっていないのか不安定。怖いパスミスもあるし、失点シーンも相手に前に入られていた。CBの軸を任すには不安がつのる。これなら関川にも充分チャンスがあるかもしれない。

もっとも失点自体はそもそもファウルでもなかった町田のクリアをFKにされた流れからで、ジャッジはPKのシーン以外はかなり相手寄りだった。オフサイドとおぼしき場面もあったし、カードが出てもおかしくない場面で出ないことも何回かあった。

安部は交代で出てきたが良くない。ロストして後ろから引っ張ってカードを貰ったシーンとか(解説いわく照明が目に入ったとか)、攻撃でもあの時間帯での投入ならもっと相手を翻弄するくらいやって貰いたい。

全体的には相手を押し込んで勝った試合だったが、最後はヒヤリとする場面もあってあわや引き分けも有り得た。なんとか勝ち点3を取れて良かったと思う。

何人か削られた選手もいて心配もあるが、次もうまく選手を回して戦っていきたい。とりあえず安西と永木、クォンスンテは一回休ませよう。

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(以下、個人的まとめ)
【2019ACL予選(1) 3/5(火)】(カシマスタジアム19:00KickOffジョホール/6,425人/晴)
【スコア】鹿島 2-1 ジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア) (前1-0 後1-1) (S 17-10)
【主審】アルフダイル(主審:サウジアラビア)、アルアバクリー、アルシャマリ
【得点】
(鹿)前43分 平戸 1右
(鹿)後11分 セルジーニョ 1左
(ジ)後35分 ファザイル→ジオゴ 1左 
【警告】
(鹿)遠藤1(前41分)、安部1(後31分)
(ジ)アズリン1(前25分)、ジオゴ1(後6分)、ラシド1(後20分)
【出場】
GK クォンスンテ
DF 平戸 犬飼 町田 安西
MF 名古→87土居 永木c c遠藤→70安部 山口
FW セルジーニョ→79三竿 金森
【サブ】曽ヶ端 内田 関川 土居 三竿 安部 伊藤
【監督】大岩剛
【MyMVP】永木(1)

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ACLプレーオフ、ニューカッスル・ジェッツ戦 [ACL]

正直、始まる前の勝手な予想だと勝率は35パーセントくらいのつもりだった。理由は色々あるが、休み明けに弱いというところ、怪我人が多いところ、聞こえてくる噂では連携がいまいち取れていないこと、相手がシーズン中など。

しかし、終わってみれば4-1と点差以上に強い勝ち方だった。みくびっていて失礼しました。

伊藤が初ゴールを挙げたのも良かった。移籍してきて怪我で出れない選手がチームの大黒柱になったイメージがないと書いたし、初戦から出られないようだと期待も出来ないかもと思っていたが、スタメン出場のうえ先制点まで取って文句なし。

ああいうこぼれ球を決められる選手がいなかったので、素早く反応して押し込めたのは期待が膨らむ。欲を言えばあと2~3回くらいチャンスがあったので、もう1点決めたかった。DFを胸トラップでかわしてシュート打ったシーンは絶品だった。終盤はスタミナ切れに見えたが元々なのだろうか。

セルジーニョも仕上がっていた。先制点につながったヒールキックシュートもうまかったし、前線でのタメも作れていたし、PKもしっかり決めた。トドメの4点目もよく詰めて枠に収めた。運動量もあって献身的で、得点力のあるフェリペという感じ。MyMVP。

次点で安西。いくつか危ないミスもあったが、持ち味である攻撃力を活かせていた。敵陣奥深くに切り込めるのも助かる。最後まで運動量も落ちず、右サイドを支えていた。あとは怪我なく、疲労を溜めることなく、どれだけコンディションをキープ出来るかになる。

ボランチはキャプテンマークを巻いた永木のカバーリングが冴えていた。レオシルバもフリーで動けていて、伸び伸びやれていた。ただ、急ぎ過ぎて縦パスがつながらない場面が多々あって、あそこはもう少し丁寧にお願いしたい。

PKを獲得した場面は切り返さずに左足でシュートを打てるようになって欲しいと思うが(レオシルバに限らず土居とかも)、若干甘いジャッジだったようにも見える。他の接触プレーは相手寄りに取っていたのに、あの時だけ鹿島寄りになった。

これをセルジーニョが決めた時点で勝負ありだったが、その後のニューカッスルのプレーが荒くなり、だいぶ選手が削られた。クォンスンテへの足蹴りはイエローが出たが、VARがあったらレッドになってもおかしくないくらい故意なプレーだった。クォンスンテ、安部、永木、伊藤らに怪我がなければいいのだが。

山本はベテランらしいペース配分を考えたプレー。再勝ち越しになった2点目のヘディングゴールは、入り方がうまかった。相手GKのモスが当たりまくっていて、あそこで取れないと嫌な雰囲気になっていただけに貴重なゴールだった。

安部はキレのある動きでアクセントをつけていた。ダイレクトボレーも枠に飛び、惜しいヘッドもあった。悪くなかったが、切り込んで行くスタイルだけに今後は怪我が心配。もう少し周りのフォローが欲しい。

土居はバランサーとしては優秀だったと思う。トップでも2列目でもやれるし、鹿島のやり方も熟知している。しかし、競り合った時に簡単に倒されたり、あと一歩が届かなかったり、いつも切り返そうとして抑えられたりと物足りない感は否めない。あれでオッケーというならそれでもいいが、何かもうひとつふたつ上積みが欲しい。

交代で出た山口はアシストで結果を残せた。トップでの起用でないことに不満もあるだろうが、まずは足場を固めるところから。今はエースの鈴木も最初はサイドハーフのサブからだった。腐らずにやっていけばレギュラーの座を狙える。スピード感のあるプレーは楽しみがあった。

采配はスタメンも当たり、交代も当たり、3バックで試合を締めに行くところも良かった。3バックが機能していたかはまた別問題だが、動かざること大岩のごとしではないところに光明。

遠藤だけは評価が低い。ボールの収まりも悪かったし、デキとしてはまだまだ。ベテランなのでこれから少しずつ上げていくのだろうが、あのくらいだったら平戸にもチャンスがあっていい。

守備は時々危ない場面があったが、失点は事故のようなリフレクションが連続で続いたあそこだけ。結果的には合格なのだろうが、決定力のあるチーム相手だともっとやられていたようにも思う。マークの確認など修正すべき点は多々あった。

何はともあれ、ACL本戦出場。昨年2位を捨ててまで取ったプレーオフの権利を活かせた。いきなりスタートで躓かないで済んでほっとしている。

ちょっとだけ鹿島スイッチの入るいい勝ち方だったと思う。

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(以下、個人的まとめ)
【2019ACLプレーオフ 2/19(火)】(カシマスタジアム19:00KickOff鹿島/5,477人/雨)
【スコア】鹿島 4-1 ニューカッスル・ジェッツ (前2-1 後2-0) (S 20-6)
【主審】モハンメド・アブドゥラ・モハメド(主審:UAE)、モハメド・アルハンマディ、ハサン・アルアフリ
【得点】
(鹿)前18分 伊藤 1右
(ニ)前24分 バルガス 1右 
(鹿)前32分 安西↑山本 1H
(鹿)後22分 PKセルジーニョ 1左
(鹿)後45+1分 山口→セルジーニョ 2右
【警告】
(鹿)なし
(ニ)オドノバン1(後43分)
【出場】
GK クォンスンテ
DF 安西 チョンスンヒョン 町田 山本
MF レオシルバ c永木 土居→87犬飼 安部→80山口
FW セルジーニョ 伊藤→72遠藤
【サブ】曽ヶ端 内田 犬飼 中村 遠藤 名古 山口
【監督】大岩剛
【MyMVP】セルジーニョ(1)

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2018ACL優勝、総括 [ACL]

まだもう一回だけ続んじゃ。というかリーグの話は・・?

9ヶ月に及んだ長い戦い。思えば予選、決勝ラウンド序盤の頃、リーグ戦では降格圏に片足を突っ込んだ状態で、ACLのどこかで敗退していたら大岩は解任になっていたのだろうか。

大岩が解任するのならば悲願のACLさえ諦めてもいい、と思える時期もあったが、途中からは解任して欲しいがACLさえ獲ってくれるのならもう何でもいいと変わり、まあ、今でも来年続投はどうかな~と疑心の方が強いが、解任しなかったフロントの勝利。監督を変えればいいって話でもないということが示された。

とはいえ夏場のテコ入れ、ジーコTDの招聘、セルジーニョの獲得、金崎とチョンスンヒョンのトレード(実際は移籍)と打った手が全てハマった形。監督解任ではなく、違う方向性でチーム力を強化したということ。

カルロンの乱もあったし、特に夏場以降に獲得する外国籍選手でアタリを引いた記憶がエウレル(途中だっけ?)くらいしか思い出せないもんで、セルジーニョはそこまで期待値が高くなかった。ジーコの目利きは改めて凄いと思う。

高い移籍金を払ってから怪我でまったく試合にも出れていないレアンドロは、これ以上の活躍をしないと釣り合わない。

夏場には植田が海外に移籍。昌子にもフランスからのオファーがあったが、フロントの熱烈な残留要請に男らしく応え、途中怪我があったものの復帰し、ACL優勝という最高の結果を出してくれた。

昌子には再びフランス1部トゥールーズから正式オファーが届いたそうで、日本人DF最高額となる移籍金300万ユーロ(約3億87000万)が提示されているとか。フロントは慰留に全力を尽くすとあったが、さすがに今回は気持ち良く送り出してあげたい。

確かに昌子が抜けると来季また4冠(ACLはまだ確定ではない)を目指すのに厳しい状況になるが、いつまでも引き留めておくことの出来ない選手。今が一番いいタイミングかと。

鈴木にも「片手では足りない」くらいのオファーが届いていたとか。「男には去り際がある」とACL優勝を目標として残ったとのことだが、大会MVPという最高評価を得たのだし、オファーが来たら行かせてあげるべきという気持ちがある。

さすがに攻守の要が抜けてしまうとボロボロになるかもしれないが、それでもACL優勝という結果は値打ちがある。まあ、鈴木はせめてあと半年鹿島を支えて、後釜を育ててから夏に移籍がベストとは思うが、旬というのもある。行った先で最高の状態で出れないとその後も続かないものだし。

他にも数人、移籍してもやむなしかなと個人的には覚悟している。

クォンスンテは「韓国のチームには負けたくない」と発言したことから裏切者と韓国から罵倒されながらも、かつて所属していた全北現代のサポーターらが立ち上がりスンテを応援。スンテもそれに応えた。鹿島サポとしても、この先、スンテがどこかに移籍してしまったとしてもずっと応援したい。半年で去って行ったジョンスとは違うのだよ。

チョンスンヒョンはいいタイミングで来てくれて、期待値以上の活躍。鳥栖もこれだけの選手を手放すとは・・。

反対に移籍して行った金崎の心中はどうなのだろう。あのさっぱりした性格だと特にACLに興味もないかもしれないが。

金崎に対してはいくつかのタイトルを残してくれた功労者として評価は高いが、鹿島ファミリーでありながら規格外というか、海外に移籍していった大迫や柴崎とかとはひと味違う感じがしている。本人もあまり構われるのも迷惑に思ってそうな感さえある。

良い悪いかはさておき、少なくとも金崎が残留していたら鈴木の大会MVPはなかっただろう。

セルジーニョの加入も大きかった。5戦連続ゴールとなった決勝第1レグの2点目は、優勝に大きく響いた。あの1点がなければ1-0のままで、第2レグはもっと守備を考えずに攻めてきていたかもしれない。つくづく大きい得点だった。

決勝トーナメントでは敗退してもおかしくない危機がいくつもあったが、それも乗り越えた。様々な要素が最高のタイミングで重なり、優勝という結果となった。足掛け22年。長かった。この感動は忘れない。

過密日程になった柏戦はACLの後に捻じ込めなかったものか、と何度も憤慨していたが、今になってみてはこのふわふわした感じをしばらく味わっていたいから、あれはあれで良かったかなとも思う。両方勝ったから言えるのだろうが。

フロントは「過密日程は歓迎。ACLに出たくないチームがいて、鹿島に権利がない時なら代わりに出てもいいくらい」と言っていたが、wideなislandさんのことかな。

まあこれは例えで言ったのだろうし、来年以降も自力で出て、何度でも感動を味わいたい。それこそもういいよってくらいまで。以上、まとまらないが総括。

あと鈴木はやっぱり右足関節の捻挫で、2週間の離脱とオフィシャルで発表。同時に代表も辞退となり、本人は残念だろう。順調なら最終戦には間に合いそうだが、焦らずゆっくり治して、勝ち上がった場合の天皇杯かCWCに照準を定めて貰いたい。

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